今回は自己肯定感を下げる行為を厳選して3つ取り上げていきます。どういう基準で選んだかといいますと、多くの人に当てはまってしかも無意識でやってしまっているパターンのものを取り上げました。つまり知らず知らずのうちに自己肯定感が下がってしまっている可能性があります。それを防ぐためにも無意識にあるものを一回、意識の領域まで持ち上げてよーく観ていこうかと思います。よーく観ていくと、このトップ3に共通する部分がありますので、それは何か考えながら見て頂ければと思います。動画の最後にはそれらを打ち消す魔法の言葉、これを言うだけで一瞬で自己肯定感の低下を防ぐことができる言葉を1つご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。前回の動画と合わせて見ていただくとより理解が深まるかと思います。ご参考までに。
ではまず3位。『いい人を演じる』
いい人を演じるんだからこれって良いことじゃないの?って思われるかも知れませんが、それが自分が本当にしたくてしているのであれば、問題ないと思いますが、これ僕も経験ありますけど、優しいと思われたいとか、仕事が出来ると思われたいとか、嫌われたくないといった動機でついつい演じてしまっていることって意外と多いんじゃないでしょうか。これは周りの目を気にしすぎる、ところから来ていまして、自分軸よりも他人軸を優先させてしまっているんだと思います。他人軸にどっぷりと浸かっていると、常に周りの目を意識しないといけないので、ものすごくエネルギーを使うんですね。それが自己肯定感を下げる原因にもなってきます。
続いて第2位 『他人を判断する』
ここで言う判断するとは主にジャッジすることで『あの人〜なんだって』という風にレッテルを貼ったりとか、否定的な意味で人を判断する、決めつけることです。何かを判断するときには必ずその基準となるものが必要です。その多くは一般常識であったりとか、そのコミュニティにおける古くからある慣習であったりするんですけど、そこから外れているからといってそれをダメだという風に判断する心理というのは、相対的に自分をよく見せようという意識が働いていないか自分で自分をよく見る必要があります。特に噂話とかゴシップが好きな人もこれに当てはまるケースがあるかも知れないので注意が必要です。
第1位 『人と比較する』
人と比較することで自分が勝っていたら「自分の方が上だ」と言って優越感を感じたり、逆に劣っていたら「やっぱり自分はダメだ」という風に劣等感を感じる、これもついついやってしまいますよね。その劣等感がモチベーションにつながる場合もありますけども、今度立場が逆転して自分が上になったらモチベーションが上がらなくなったりとか、今度は逆に優越感になって周りを見下したりする可能性もあります。特に注意なのが『憧れ』がいつの間にか劣等感に変わっていることです。好きな歌手がいるとして、あの人みたいになりたい、輝きたいステージの上で歌いたいと思っても、その歌手と今の自分の歌唱力を比べてしまって『やっぱり自分にはムリだ』と思ってしまったりします。比べる土俵が全く違うので本来は比べようがないですよね。
ここまでトップ3紹介してきましたが、何か気づいた点ありませんか?この3つに共通するものは何かと言うと、自分の意識を外側に向けているということです。
いい人を演じるとき優しいと思われたい、嫌われたくないというのは、他人から見た視点ですよね。人を判断するときも外側にある基準を元に判断しています。人と比較するのも当然外側ですよね。わたしたちの現実は内側の投影ですから、自分の中にあるものが外に映し出されているんです。この引き寄せの法則の原理原則を理解すれば、自分の内側にもっと意識の焦点を合わせることができて、結果周りに左右されなくなっていきます。
ここからさらに深堀りして、自己肯定感が下がるのを防ぐ魔法の言葉を紹介していきます。それは何かというと『自分にはそういう部分があるんだなぁ』です。人と比較している自分に気づいた時、他人を判断していると気づいた時、いい人を演じている自分に気づいた時、ただそんな自分をそのまま受け入れて認めてあげる、ということです。ムリに打ち消したり否定したりする必要はないです。そのまま認めてあげるだけで自己肯定感の低下は防げます。もちろん人と比較したりしている自分に気付けないと認めることもできませんので、ここで重要なのが客観視になります。常に自分で自分を見ながら人と比べてないか、判断してないか、いい人を演じていないか、チェックしていくのです。それはイマとココに意識の焦点を当てることによって可能になってきます。時間と空間は本当はイマとココしかないんですね。ここまでお時間を割いてくださってありがとうございます。これを見た皆様が自分らしくあれますように。
〈自己肯定感を下げる行為トップ3〉
1位 人と比較する
2位 他人を判断する
3位 いい人を演じる