今回の動画は他人軸から自分軸へ瞬間移動ということで、誰でもできてしかも、効果がものすごく高い方法をシェアしていきたいと思います。まず他人軸の人の特徴として1つ大きなものとして、他人の目を気にする、というものがあります。
『周りからどう思われてるんだろう?』とか『変に思われたくない』だとか『嫌われたくない』といった心理からよく職場なんかでは、やりたくない仕事でも無理に引き受けたりして『なんで引き受けちゃったんだろ』後で後悔したりですとか、なんでも屋さんみたいになって気がつくと周りにうまく利用されてしまうですとか、そういうケース、結構あると思うんですよね。
もちろん職場なんかでは会社の方針もありますので、やりたくないからといってノーとは言えませんし、よっぽど理不尽な要求じゃない限り、従うしかないとは思います。ただその中でもいかに自分軸を保ちながら仕事するのとしないのとでは、やっぱり受けるストレスもだいぶん減ると思うんですね。
反対に自分軸で生きている人は、周りの目を気にしない分ストレスフリーです。変に周りに気を使うこともないですし、波長の合う人といればいいと思えるようになりますし、だからこそ素直に自分の気持ちも表現できるようになるんですね。
ただこういうと自分軸になるとワガママな人って思われるんじゃないかなって心配になる人もいるかも知れませんが、実は逆です。自分を大切にするからこそ、相手を大切にできますし、自分のやりたいことをやる、言いたいことを言うからこそ相手の意思を尊重できるのです。
逆に他人軸で周りの目ばっかり気にしていると、恥をかきたくない、失敗したくない、という気持ちが強くなってきます。そうすると世間一般の常識、ルールというものに縛られがちになります。引き寄せの法則的に言いますと、潜在意識の中の思い込みや固定観念が強くなって、『〜あるべきだ』とか『〜じゃなきゃいけない』という風にだんだん融通がきかなくなってくるんですね。どうしても普段からガマンばっかりして生活している人は目の前の人にもガマンを強いるんですね。
だからこそ自分のためにも、周りの人のためにも自分軸で過ごすことが特にこれからの時代、非常に大切になってきます。
だからといって、周りの目を気にする人に『気にするな』とか、気を使いすぎる人に『気をつかわないで』と言ったところで『そんなのムリ!』となるに決まってます。
それでここからが本題になりますが、自分軸になるにはどうしたらいいか、それは『イマとココ』に意識の焦点を当てる、ということです。
どういうことかと言いますと、私達の意識は常にイマとココ以外に飛んでしまいます。イマではないところは過去や未来ですね。過ぎ去ったことを悔やんでみたり楽しかった思い出を振り返ったり、まだ来ていない未来の出来事を期待したり、不安になったり、自分以外の人の顔色をうかがったり、自分の意識をよーく観察してみるとあちこち飛び回っていることに気が付きます。そのたびに自分の意識をイマとココに引き戻すのです。
例えば、明日の会議のことが不安になったら、『イマ自分は明日の会議を不安におもっているんだな』ってイマに意識を引き戻すのです。
他にも昨日の失敗を思い出したら『イマ自分は昨日の失敗を思い出しているな』とイマに意識を引き戻すのです。周りの目線が気になったら『あ、イマ自分は周りを気にしているんだな』って意識をココに引き戻すのです。つまりイマとココが自分軸の正体なんですね。
特に『嫌われたくない』とか『変に思われたらどうしよう』とかマイナスの感情が出てきたら『あ、イマ自分は嫌われたくないと思ってる』と自分の意識をイマに引き戻すことによって、その負の感情を手放すことができるのです。詳しくは不安や恐れ一撃撃退法という動画で説明してますのでそちらで確認してほしいのですが、自分を客観視することによってその感情を手放すことができます。
このようにして意識の焦点をイマとココに当ててネガティブな感情を手放すことによって、同時に自分軸が出来上がっていくんですね。
どうしても他人軸の人は周囲の目が気になるあまり、常識にとらわれがちです。常識にとらわれると新しいことにチャレンジできない。チャレンジできないとそんな自分を責める。それが自信のなさにつながる。それがまた他人軸につながる、という風にネガティブループにハマりがちです。だからこそイマとココを意識して、元となる負の感情をどんどん手放していくことが大切だと思います。
昔から日本人の美徳として『相手を思いやることが大切だ』というものがあります。ある意味他人軸の人はそれをそのまま実行している優しい人でもあるんですね。ただこれからは相手を思いやるように自分自身をまず思いやってあげてもいいと思います。
今日の内容は、職場でもプライベートでもいつでも、どこでも、誰でもできるやり方です。
ぜひ日常の一部に取り入れてみてください。