【目次】●4つのパターン ●共通する固定観念、思い込み ●手放しの3ステップ
こんにちは、小笠原です。今回の動画はやりたいことがないという方へ向けての内容なんですが、ブログとかでよくあるような、やりたいことの見つけ方、とかこうすればやりたいことが見つかるよ、みたいなことってもともと行動力がある人の視点だったりするんですね。確かに行動していくうちに、いろんな人との出会いがあって、それに導かれるようにやりたいことに出会えることって多いと思うんですけど、今回はやりたいことも行動力もないって人のために、もっと根源的といいますか、
無意識の領域とか時間と空間という概念を交えて深堀りしていきたいと思います。この動画が見終わったあとには、ご自身の自己肯定感がフッて上がっていくような内容になればと思っています。ぜひ最後までご覧ください。
まずはやりたいことがない人のパターンを大きく4つにわけてみました。
①まだ意識の表面まで上がってきてない
②お金と無理やりつなげてる
③憧れがいつの間にか比較に
④ホントにない
まず①番なんですけど、ホントはあるんだけどまだ自覚できていない場合ですね。これは根が優しい人に多いんですけど、常に目の前の人を優先させてしまうあまりに、自分のことはついつい後回しになってしまう場合です。他人軸の人に多いんですが、相手のことを思いやるっていうことはすごく大事なことですけど、それと同じくらい自分自身を思いやってあげてもいいと思うんですね。誰かのために自分の考えや意思を後回しにして無意識の奥に追いやってしまっているのだとしたら、少しずつ他人軸から自分軸へ軸を移していくのが良いと思います。そうしていくうちに相手のためを思ってあえて『何もしない』ということも選択肢の一つになりますので、自分の中の引き出しが増えますし、自分を犠牲にするという感覚ではなくなるので、余計なエネルギーを使うことも減って、ドッと疲れるようなことがなくなってきます。あとはホントは無意識の底にやりたいことはあるんだけど、やらなければいけない、という義務感が重しになっていて、なかなか表面意識まで浮かんでこないという人もいます。これも自分軸で日々の生活の中から義務感を減らしていく中で、自然とやりたいことが浮かび上がってきたりするんですね。
②番のお金と無理やりつなげる、ですけど、せっかく自分がやってみたいなと思うことが出てきても、それで稼げるわけじゃないし、みたいにやる前に諦めてしまって、無意識の奥にしまい込んでしまうパターンです。これってものすごくもったいないことで、本来やりたいことと、お金とは全く関係ないはずなんですね。でもこの資本主義、商業主義な世の中ではそれがイコールじゃなきゃダメだみたいな風潮がありますよね。そこから転じて『好きなことして稼ぐなんてムリだ』とか『お金を得るには苦労しなければ』みたいな思い込みができてしまったりします。そんな時どうしたら良いかと言うと、大切なのはまず表現をする、ということだと思います。編み物が好きなら編み物を通して自分を表現する、詞が好きなら詞を書いて自分を表現する、それが評価されるとか、受け入れられるとか、お金になるかどうかは二の次で、三の次で切り離して考える。それで同人誌でもYouTubeでもなんでもいいですので、0円で始められること、クリック一つで始められることをまずやってみるのも良いと思います。
③番ですが、何かを始めようとする時、具体的になりたい人物がいる場合『〜さんみたいになりたい!』って思ったりしますよね。確かに何かになろうとするときまず、まず『なりたい』という憧れがあって、なるって決めて、『なった!』という風に実際にそのように振る舞うことによって、夢を叶えることもできます。誰かに憧れることは決して悪いことではないんですけど、それがいつの間にかその人と自分を比べてしまっていることがあります。それが劣等感につながって、一度でもそんな経験をすると、これも無意識の奥底にしまい込んでしまう結果になるんですね。憧れはあくまでも憧れという風に割り切って向き合うことが必要になってきます。
④番のホントにない人もいると思います。これは多少スピリチュアルな話になるんですが、この地球は時間と空間が存在する特殊な領域なんですね。その他にも空気があったり、重力があったり、争いがあって、ポジティブとネガティブがあってという風にある意味大きな遊園地、レジャー施設なんです。ぼくらも家の近くに新しいショッピングモールができたらとりあえず足を運んだりしませんか?タルトの専門店入るらしいよ、とか東海地区初のショップもあるらしいよ、てな感じで何も買わなくてもとりあえず行ってみたりしますよね。それと同じ感覚でたくさんの魂が『なんかあの地球ってところおもしろいらしいよ』『時間と空間があるらしいよ』『何それ?映えるの?』『とりあえず行ってみようよ』って感じで産まれてきた人もいると思います。そういう人はこの地球で何かをするというよりは、時間と空間そのものを体験しに来ている可能性があるんですね。そういう人っていうのはムリに何かを目指そうとか、達成しようとか思う必要はぜんぜんなくて、そのまんまで毎日を自分らしく楽しく過ごしていけるんであればぜんぜん問題ないと思います。それどころかやりたいことがないということは、それほどお金も必要じゃないわけですから、必要以上に働かなくていいので、ある意味幸せですよね。
このようにやりたいことがない人を4パターンにわけてみました。そしてここからが本題でして①番②番③番すべてに共通する固定観念、思い込みがありますので、ここからさらに深堀りしていきますね。
小さい頃周りの大人からこのようなことを言われたことありませんか?『大きくなったら何になるの?』『将来の夢は?』おそらくほぼ100%言われた経験あると思うんですね。それによって、わたしたちの無意識の中には『夢を持たなければならない』『何かにならなければならない』という固定観念、思い込みが大なり小なりあるということです。
僕はこの『将来何になりたいの?』って言葉がホント嫌で、いつもそれを言われると固まって動けなくなるほどでした。なぜかと言うと『将来何かにならなければいけないんだ。。。』『今のこのままじゃいけないんだ』という風に子供心に感じとっていたんですね。もちろんその頃は言語化できていなかったのでただなんとなくでしたけど、大人になって振り返ってみると固まってしまう原因が『そういうことか』ってだんだんとわかるようになってきました。
このような無意識の中の固定観念はどのようにして作られるかといいますと、幼少期から7才ぐらいまでに周りの大人に言われた言葉が影響していると言われます。周りの大人というと主に両親が多いと思うんですけど、他には親戚や近所の人、学校の先生なんかもそれに当たります。それ以外に当時流行っていたマンガやアニメのセリフですとか、そういうものも無意識に影響を与えたりします。
『夢をもたなければいけない』『好きなことをみつけなければいけない』『それを仕事と結び付けなければいけない』このような固定観念、思い込みを持っているのだとしたら、そしてそれが自分にとって必要ないなと思えるんだったら手放していくのが良いかと思います。引き寄せの法則でも自分の中の固定観念、思い込みに気付けると、それに伴って感情や振る舞いにも影響してきます。不要な思い込みに気づいて手放すことができると、気持ちも軽やかになって心地いいものに変化します。フットワークも軽くなります。それが『自分らしさ』という意識のエネルギーとなって現実に作用します。つまりありのままを認め合えるような、安心感のある現実を引き寄せる結果となるのです。風の時代の引き寄せのキーワードはリバース、何かを目指すのではなくて、本当の自分を思い出すということです。