●手放しの3ステップ
①気づく⇒セルフ発見法と注意点
②認める(確認する)と注意点
③手放す
前回の動画ではやりたいことがないって言う人を4つのパターンにわけて解説してきました。簡単におさらいしておくと、
①まだ意識の表面まで上がってきてない
②お金と無理やりつなげてる
③憧れがいつの間にか比較に
④ホントにない
1番〜3番はホントはやりたいことがあるんだけど、なんらかの原因でそれが自覚できてないパターンです。それに対して4番はホントにない人で、それが悪いことでも何でもなくて、この地球の時間と空間を純粋に体験しに来ているだけの人もいますよって話でした。そして全てのパターンに共通する固定観念、思い込みとして『夢を持たなければいけない』とか『何かを目指さなければいけない』というものがあって、そのような固定観念が、ありのままでいることを自分で自分に許せなかったり、夢をもっていない自分に対して必要以上に焦ったり、自分を責めてしまう結果になったりするんですね。もし自分の中にそのような固定観念があるなと思って、もう要らないと思ったら、手放してしまいましょうということなんですけど、この観念というのは無意識の1番奥の方にあるのでなかなか見えづらいんですね。なので今回の動画では引き寄せの法則における観念の役割と手放しの3ステップのやり方とそれぞれの注意点を深堀りしていきます。特にこの固定観念のセルフ発見法は、誰にでも今日から簡単にできて、しかも一言で発見できるように工夫してありますので、すごく便利だと思います。おそらく今回も他のブログやYouTubeでも話していないような独自の視点を交えた内容になっているかと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
まず最初に引き寄せの法則の仕組みなんですが、今日取り上げる観念と感情と振る舞い、この3つが合わさって意識のエネルギーとなります。これが車で言うガソリンの役割をして、現実という名の車に注ぎ込むんですね。そうすることによって車が走り出す、いわゆる望む現実が作り出されるわけです。そして観念と感情と振る舞い、この3つがしっかりとスクラムを組むようにして矛盾なく連動すればするほど、意識のエネルギーは大きくなってガソリンを大量に注ぎ込み現実という車を早く遠くまで走らせる、つまり引き寄せを加速させることができるのです。その時に1番メインになるのがこの観念の部分です。観念とはわかりやすく言うと先入観とかレッテルとか偏見とかなどのその人の認識のことで、僕の動画ではわかりやすいように、世間一般で1番よく使われる言葉、固定観念、思い込みという風にしています。
感情とか振る舞いをほんの少しポジティブに変えるだけで、現実が良い方に変わることも確かにあるんですけど、どれだけ感情と振る舞いをポジティブにしても一向に現実が変わらないのはこの観念の部分がブロックになっている場合が多いです。よく潜在意識を書き換えるとかメンタルブロックを外すなどと言いますが、この部分を変化させると言う意味です。最初に言ったとおりここは無意識、つまり潜在意識の奥の方にあるので普段は意識しづらい部分なんですね。でも逆にここに気づくことができれば引き寄せは一気に加速することが多いです。
ということでまずは、手放しの3ステップの最初のステップ、固定観念の気づき方ですが、今回は簡単に一言でこの観念にたどり着く方法をこれからお教えします。それは何かと言うと、『心のウィキペディア』これを上手く利用することです。ウィキペディアとはご存知の通り、ネット上の百科事典のことですが、『〜とは』と何らかの言葉を入力することでそれに対しての説明が出てきますよね。それと同じように気になるワードを自分の無意識の中、心のウィキペディアに投げかけてみてください。家族関係で悩んでいるのだとしたら『家族とは』仕事がうまくいかないのであれば『仕事とは』何でも結構です。そこから出てくる答えがその人自身の固定観念、思い込みである可能性が高いです。例えば家事を手伝ってくれないパートナーで悩んでいるとします。心のウィキペディアに『夫婦とは』と入力します。すると自分の中から出てきた答えが『協力し合うべきだ』と出てきたとします。この『〜べき』『〜ではない』『〜はずだ』といった断定的なもの、それが固定観念、思い込みです。
ここで注意する点は、心のウィキペディアに言葉を投げかけたとき、あれこれ考えずに、できるだけ直感で答えるということです。なぜかというと直感の前に表面的な意識の思考が入ると、自分をよく見せようとか隠したりとか、答えがネジ曲がって出てくる可能性があります。
それを出来るだけ最小限に抑える方法ってのがあって、特に最初は紙に書き出してみると良いかと思います。書き出すは掻き出すにつながっています。書くことによって無意識の奥の方にあるものを掻き出していく、そうしていくうちに『あ、わたしってこんな事考えてたんだ』とか『こんな風に思っていたんだ』という風に、思ってもみなかった発見があったりするんですね。もちろん答えが1つだけじゃない場合もありますので、2つ3つと出てきたもの全て書き出してみることです。
次に出てきた答えに対して、ステップ2は認める、または確認するということです。これはどういうことかと言いますと、出てきた答えに対して、いいとか悪いとか、正しいとか間違いだとか判断しないということです。先程の夫婦の場合『協力しあうべきだ』とかは一般常識的に正しいですよね。正しいか正しくないかよりも、ここでは『自分にはそういう固定観念があるんだ』という風に素直にそのまま見てあげる、認めるということです。
常識に従う必要はないと言っているわけではないんですけども、常識というのは時代によっても変わるし国とか地域によっても当然変わってきますよね。時代つまり時間、国とか地域つまり空間のことです。時間と空間によって左右されるものが常識です。時間と空間に左右されるものは本質ではないんですね。あくまで目安であって絶対的なものじゃないんです。
話を元に戻しますと、そういった固定観念があるおかげで家事を手伝ってくれない夫に対してイライラしたり、冷たい態度をとったりしていたんだと気づくわけです。そんな自分をしっかりと認めて、もうそんな自分は必要ないなとちゃんと自分で自分に確認するんです。さらにもっと言うとその固定観念があったおかげで、今まで良かった部分とかもあるはずなんですね。そういったことを全部含めての自分の中で確認する作業といいますか、咀嚼して噛みしめる時間をある程度かけることで次のステップにスムーズに移行できるんですね。
人間どうしても弱いので、たとえ固定観念に気づけたとしても、『自分は悪くない』と素直に認めたくない自分がいたりします。でもそんな時思い出してほしいのが引き寄せの原則の、自分の内側にあるものが外側に映し出しているんだ、ということです。
そしていよいよステップ3の手放しです。ステップ2で自分にはもう必要がないと思ったら、最後『わたしはそれを手放します さようなら』と心の中でまたは口に出して宣言する、紙に書き出したのであればそれを破って捨てる、ということです。
先程の家事を手伝ってくれないパートナーの例でいいますと、『夫婦とは助け合うべきだ』という固定観念はもう必要ないなと思ったらそれを『さようなら』といって手放すことによって『ま、夫婦といっても元々は赤の他人だし、もっと気楽でいっか』というように気持ちの部分に変化が訪れるようになったとします。すると家事を手伝ってくれない夫に対して、感情的にもイライラしなくなり、振る舞いも優しく接することにもなって、3つが連動するようになる。それが意識のエネルギーとなり以前よりも夫婦円満の現実を創り出すんです。すると不思議なことに夫の振る舞いも変わって、自然と夫の方から、結果手伝ってくれるようになったりします。
多くの場合『家事は夫婦で分担するのが常識でしょ?』と言って、半ば強引に周りの現実に力を加えて変えていこうとします。でも『家事を手伝ってくれない夫婦関係』という現実を作り出しているのは、自分の無意識なんですね。つまり自分の中にある固定観念に気づいてそれを手放していくことによって実は自然と現実は良い方に変化していくのです。強引に現実を変えようと思ってもエネルギーには作用反作用の法則があります。必ず反動がきます。短期的にはよくても、すぐまた元に戻ったり、別の同じような経験をまたくり返す、という結果になるのです。
ここまで手放しの3ステップについて解説してきました。
最後に1つ気づいた点があるので深堀りしていきますね。
このようにして『〜べきだ』という固定観念に気づくということは、実は自分軸の動画の中でもお話したように、自分軸の条件である、自分の中の義務感を減らしていく、ということにも繋がります。つまり今日のこの動画の一連の作業、固定観念に気づいて、認めて、手放すは自分軸をもっと強く太くしていく作業でもあるんですね。最初は慣れるまで少し時間かかりますが、自分の中に少しずつ馴染むようにしていってみてください。固定観念に気づくということは、その観念を緩めるということです。それは自分で自分を許していく、セルフヒーリングでもあるのです。つまり自分軸を作ることは、実はセルフヒーリングなんだということです。
ここまでお時間を割いてくださってありがとうございます。
今日の内容参考になったという方は、チャンネル登録お願いします。これからも引き寄せを通して風の時代の自分らしい生き方を皆さんと一緒に深堀りしていきたいと思います。これを見た皆さまが自分らしくあれますように。