ついつい口から出てしまう口癖。『マジかっ』『ヤバい』『またかよ』『もうヤダッ』誰にでもあると思います。口癖は『心の癖』『イシキの癖』と言い換えることができ、実は口癖から自分の無意識にアクセスすることもできるんですね。
言葉というのは文字に変換できますよね。その文字の集合体が文章になり書籍になるわけですから、言葉というのは物質の一部だということができます。もちろんその言葉を発する前の段階にはイシキが存在するのであって、そのイシキが元となってその言葉が出てくるわけです。なので口癖から逆に辿っていくことで、自分の無意識の中にある固定観念に気づくことができるのです。
でも『癖』って無意識のうちにしているもの。意識してやってると『癖』ではないのでなかなか自分では気付けないんです。仲の良い友人に指摘してもらうとか、徹底的に自分で客観視するとか方法はありますが、一番ラクなのは一日の中で目を閉じて沈黙の時間を少しでもとってみる。テレビもスマホも音楽も何もナシ。自我意識を鎮めてただ沈黙に浸る時間を少しづつ取っていくうちに、気がつけば口癖も減っていた、なんてこともあります。ぜひ実践あれ。