今回は、皆さん仕事でもプライベートでも何か始める時、正直『めんどくさいな、、、』て思って先延ばし、後回しにすること、誰でもあると思うんですけど、そんな時の意識の中、心の中ではどうなっているの?ということで見える化していきたいと思います。見える化するメリットとしては、パターンがわかるようになります。パターンがわかるとそれに対する対応の仕方ですとか、心の準備ができるようになりますので、必要以上に恐れる必要もなくなりますし、すべて想定内として対処できるようになってきます。それによって心にも余裕が生まれるようになるんですね。それと自己肯定感とどうつながるの?って話ですが、それも順を追って説明していきたいと思います。
動画の前半では先延ばしの主な原因と対策を解説していきます。次に、先延ばしした時の意識のパターンについて見える化していきます。さらに後半では意識を深堀りして自己肯定感のUPの方法まで持っていきたいと思います。
まずは先延ばしの原因なんですけれども、主に4つここでは取り上げたいと思います。1つ目はタスクが単純に多い。2つ目がタスクの中に苦手なものがある。そして3つ目がタスクの量と質の結果とのバランスです。そして最後4つ目に自己肯定感の低さ、を取り上げていきます。
まず1つ目のタスクが多いということなんですが、タスクとは何かと言いますと、課題とか業務って意味がありますが、ここでは一つ一つの細かい作業に分けるということです。例えばこのYouTube撮影をタスクに分けるとしたら、まずはネタを探す、それから話すことを文章にまとめる、撮影をする、編集する、YouTubeにUPする、という風になるかと思います。今僕は最初から最後まで一人でこの作業やっているのですが、そうすると一本動画を上げるだけで半日とか、下手すると丸一日かかるわけです。正直しんどいですし、ついつい先延ばししてしまいがちです。タスクに分けてみるとわかるんですが、単純にタスクが多すぎて萎えるパターンが多いです。今このYouTube撮影もやっていて楽しい部分もあるのでなんとか一人でやれてますけど、普通に考えてやることが多すぎれば誰だって『面倒くさい』ってなるのは当然ですよね。
そして先延ばしの原因2つ目のタスクの中に苦手なものがある、というのは今度はタスクの質の部分です。タスクの中のどれかに自分が苦手意識、ネガティブな感情を持っているパターンです。
例えば先程のYouTubeの例ですと、自分は割と文章にまとめることは好きなんですが、撮影と編集に関してはまだ慣れてないということもあるのですが、正直苦手です。パソコン自体それほど詳しくないので、何度も取り直し、何度も編集し直しています。このようにタスクの中を一つ一つ見ていけば、自分が何が得意で何が苦手かわかるようになります。そしてこの1つ目の『タスクが多い』と2つ目の『タスクの中に苦手なものがある』の両方の解決策として、タスクの量と質を見直すということです。単純に一番効果的なのは量を減らすことです。さらにもっと効率よくできないかと誰かに相談するですとか、あとは苦手な撮影や編集に関しては誰か友人に手伝ってもらうですとか、外注して専門の方にやってもらうですとか、いろいろと方法はあるかと思います。
タスクの量が減ればそれだけで、心理的に楽になりますし、最初の一歩が踏み出しやすくなると思います。
その上で今度は原因3つ目のタスクの量と質の結果とのバランスをみていきます。仕事なんかでもよくあると思うんですが、新しいことに挑戦しようと思っても、それをやったからといって給料が上がるわけでもなく、誰かに褒めてもらえるでもなく、ですとついつい先延ばしになってしまいます。僕のYouTubeにしてもやっているタスクの量に比べて、見てもらえる視聴者がほとんどいないとなると正直『やる意味あるのかな?』って思いますし、家事にしてもそうですよね。掃除したり洗濯したり、直接お金になるわけでも誰かに褒めてもらうでもなく、しかも一人暮らしなら誰にも迷惑をかけるわけでもないので、ついつい先延ばしにしてしまいがちです。そんなときは自分へのご褒美を何か用意して、それに向けてがんばってみるのもいいかと思います。
それでは最後、先延ばしの4つ目の原因『自己肯定感の低さ』なんですけれども、これは先延ばしした時の意識のパターンを見える化していくとよくわかります。まず先延ばしすることでどのような気分になりますか?『またやっちゃった』とか『何やってんだろ』と自己嫌悪に陥ったり罪悪感を抱いたりした経験はありませんか?『ま、いっか』と思えるくらいなら問題ないのですが、罪悪感から必要以上に自分を責めるのはあまりよくないと思います。なぜかというと自分を責めるということは自分の心に自分でキズをつけることなので、自分を責めることでさらに自信を失くしていく。自信を失くすことで自己肯定感が下がっていきます。自己肯定感が下がると『どうせ、わたしなんて』ですとか『ムリにきまってる』となって、それがさらに別の先延ばしに繋がる、という風に、この繰り返しでどんどん負のループにハマっていきます。もともと自己肯定感が低いから先延ばしにするのか、先延ばしを繰り返すうちに自己肯定感が下がるのか、は鶏が先か卵が先かという話になるんですけれども、じゃあこの負のループ、負の連鎖をどうやって断ち切るかっていうことですが、ここからさらに深堀りしていきます。
この負の連鎖のどこにメスを入れればいいかというと、感情の部分に焦点を当てます。罪悪感から自分を責める、という部分です。もし自分を責めている自分に気づいたらその感情を手放していくんです。負の感情の手放し方はこちらの動画でも詳しく説明していますが、『あ、イマ自分は自分を責めてるんだな』という風にイマに焦点を当てて客観視して自分を見るということです。
自分を客観視した瞬間に自分とその感情は分離していることになります。このようにその都度その都度自分からどんどん負の感情を引き剥がしていくようなイメージです。このようにして負の連鎖を断ち切ってなおかつ、ムダなタスクを減らしていくことによって先延ばしをしない体質になっていくんですね。『すぐ動く』というよりも『先延ばしをしない』ことが小さな成功体験となって自信につながる。それが自己肯定感のUPにつながっていきます。つまりこうして見ていくと、先延ばしすることは悪いことではなくて、それよりも自分で自分を責めることのほうが良くないということに気づくかと思います。自己肯定感が上がれば、多少先延ばししたとしても『ま、いっか』と流せるようになりますし、自分を信じられるからこそ『全てはベストなタイミングで起こる』ことを確信していけるようにもなってきます。ここで1つ注意することはムリに自己肯定感をUPする必要はないということです。『あ、イマ自分は自分を責めてるんだ』と負の感情を客観視して分離することによって、実はもうすでに自己肯定感は上がってます。なぜなら負の感情を持たない状態が本来のあなたの姿なのです。