【目次】●ワクワクは運命の赤い糸●お金を払って恐怖体験●ワクワクできない人の特徴●ワクワクの見分け方
引き寄せの法則ではよくワクワクすることが大切、とかワクワクに向かって、という表現が出てきます。人によってはワクワクではなくてゾクゾクだったり、ビビっときたりとか、後からジワジワくる人もいるかも知れません。カワイイとかヤバいとかそういう表現の人もいるかも知れませんし、もっというと『ワクワクってどんな感じ?わからない』って言う人もいるかも知れません。正直ワクワクって表現、ちょっと抽象的すぎませんか?なので今回の動画でもう少しその中身を自分自身の経験を踏まえて解説していきたいと思います。
まずワクワクとした感情はどこからやってくるのかと言うと、結論から言いますと、わたしたちの無意識からやってきます。そのとき無意識の中ではどのようなことが行われているかと言いますと、信念や観念、いわゆる思い込みと感情と振る舞い、この3つが合わさって意識のエネルギーを作り出し、それが目の前の現実となって現れています。この思い込み、感情、振る舞いは全部つながっていて、密接に関わっているので、例えばこの中の1つでも変われば他の2つに影響を与えて別の現実を引き寄せることができます。例えばネガティブな感情からポジティブな感情に変わればそれに伴って振る舞いも変わるでしょうし、自分の中にある思い込みに気づくことができて、そうなれば当然違う現実を引き寄せます。逆に振る舞いを変えれば、感情と思い込みに影響して、また別の現実を引き寄せます。よく心のブロックを外しますとか、潜在意識を書き換えるとはありますが、それは意識の一番奥底にある思い込みの部分、ここに直接働きかけるんですね。それによって感情と振る舞いも変わり、現実も変わるという仕組みです。
そしてこの思い込み、感情、振る舞いのトライアングルがそれぞれに矛盾なく整合性を持てば持つほど意識のエネルギーは強くなります。より望む現実を引き寄せます。逆にちぐはぐで3つが一致していないと、また元に戻ってしまいます。
要は今の自分と未来の自分、どっちが現実味があるか、実感が湧くのか、つまりよりリアリティが強いかで引き寄せは加速するか元にもどるか決まるのです。このリアリティこそが『自分らしさ』なんですね。そしてこの自分らしさから赤い糸が出ていると思ってください。それが時々わたしたちの目の前に現れて、ここにいるよってアピールしてきます。ほら、あなたらしさがココにいるよってな感じで。それがワクワクなんですね。それを見事にキャッチして手繰り寄せることができれば、より自分らしくなる、つまり望む現実を引き寄せるんです。望む未来が新大陸で、自分自身がそれに向かう船だとしたら、ワクワクは羅針盤のようなものです。船の進む道を示してくれています。だとしたらワクワクに従わない手はないですよね。人によってはそれがカワイイだったり、直感のようにビビっとくるですとか、あといつまでも頭の片隅から離れないようなこともワクワクの一種だったりします。
じゃあワクワクするからといってそれを取り入れるには怖いというか、勇気が必要なときもあるかと思います。でもここで遊園地のお化け屋敷を思い出してほしいんですけど、なんで私達はわざわざお金を払って怖い体験をしに行くのか?ということです。怖い体験をすると胸がドキドキしますよね。実はアレ、ワクワクの疑似体験をしに行っているようなものなんです。つまり楽しいワクワクと怖いドキドキは表と裏の関係なんですね。じゃあ何が違うかというと、安心感があるかどうかなんです。お化け屋敷のおばけは作り物だとわかっているから安心してドキドキできるんですね。でもこの現実世界のワクワクは保証がありません。電化製品のように1年保証とかないわけです。じゃあこの安心感をどうやって作るかといいますと、行動しかないんです。石橋を叩くようにして少しづつ少しづつ自分の周りを確かめながら行動範囲を広げていく以外ないと思います。車もスピードを出すことによって『これ以上アクセル踏んだら危ないな』という風にわかりますよね。お酒も二日酔いになるくらいまで飲んで初めて自分の許容範囲がわかります。ワクワクしたらまずはやってみる、ということが大事です。行動を起こすというと『大変そうだな』と思う方もいるかも知れませんが、行動起こすよりは、振る舞いを変えるというと少しハードルは下がりませんか?幸い今の時代、クリック1つで達成できることも結構あります。ワクワクを見つけたらまずはクリック1つから、出来るところから初めて見るというのも手です。
次にワクワクできない人、したことがない人の特徴としては、1つは周りの目を気にしすぎる、1つはいつも他人を優先させてしまう、などがあります。この2つに共通するのは自分軸ではなく他人軸だということです。自分軸に関してはこちらの動画で詳しく解説しているので見ていただきたいんですが、『いい年してワクワクなんて』とか『変な目で見られたら嫌だな』っていう風に自分を素直に表現できなかったりします。そしていつも他人を優先させることによって、自分の感情を押し殺してしまっているケースもあるかも知れません。いずれにしてもワクワクは自分らしくなるための近道なので、できるだけ生活に取り入れていきたいところです。
『わかった!とにかくワクワクして過ごせばいいんだ』といって、無理やりワクワクしながら過ごすとどうなるか。僕もそうでしたが、これが引き寄せの法則初心者によくある勘違いなんですが、ここから深堀していきます。ワクワクしていこう!って言って、お祭り騒ぎのように、ハイテンションでノリと勢いでその場をやり過ごそうとしても、途中でドッと疲れたり、何やってるんだろう?ってふと我に返ったりしたことありませんか?上辺だけのポジティブシンキングは長続きしませんよね。じゃあどうやったら本物のワクワクと区別するの?ってことなんですが、この一言を付け加えてください。『自分らしいかどうか?』先程、ワクワクは無意識の中の自分らしさと繫がっていると言いました。なのでワクワクしたらフィルターでふるいにかけるようにして、それが自分らしいかどうか判断するのです。自分らしいな、と思ったらやってみる価値はありますし、思わなければ上辺だけのポジティブシンキングの可能性があります。なのでスルーしてしまって大丈夫です。
あとエンパス体質の方は人よりも共感能力が高いので、他人のワクワクがまるで自分のワクワクだと勘違いしてしまうこともあります。そんなときは一旦保留にしておいて、一人になったとき、自分らしいかどうかを自分に問うてみるのがいいと思います。いずれにせよ、そこで大事なのが自分の自分に対する素直さです。風の時代のキーワードでもある素直さがこのフィルターの精度に関わってきます。自分は何がしたいのか、何をしたくないのか、普段から自分を素直に表現していくこと、それがホントのワクワクにもつながって望む現実をより早く引き寄せることができてくるのです。